医療に関する意見、日本人のあり方に関する意見


by rr4546
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

<   2018年 08月 ( 1 )   > この月の画像一覧

抗認知症薬は「認知症の認知症状の進行遅延」の薬効をうたって、患者に投与されている。公開されている薬屋の治験データから、そのような効果があるといえるのかどうかについて論じてみたい。認知機能の色々な下位項目への影響を見ても、認知症患者の全般的臨床症状の変化は論じられない・・・・。
続く
本文を書く前に小田博士のFACEBOOKに投稿した関連コメントを再録
今でも日本老年精神医学会の理事長先生は、同じ趣旨の朝日新聞の記事の中で、「・・・・ただ、薬を自己判断でやめると症状が悪化する恐れがある。日本老年精神医学会理事長の新井平伊(へいい)・順天堂大教授は「抗認知症薬は病気の進行を1年ほど遅らせることができ、薬がなかった以前と比べればそれなりの価値はある。薬をどう使うかは主治医とよく相談してほしい」・・・・」(水戸部六美、編集委員・田村建二)と述べている。認知機能は記憶・遅延再生・判断・遂行機能・視空間能力などの脳の総合的働きをいう。薬効を見るために、単語再生・口語言語能力、言語の聴覚的理解、自発語の喚語能力などの患者にとっては全く無意味な下位の認知機能をバラバラにした項目別への影響をみた治験データ(ADAS,SIBなど)の誤読から、今でも認知症専門医の間で当たり前のこととして受け取られている理事長先生のおっしゃる信仰が生み出されたのだと思う。例えば単語再生がいくら改善されても、認知機能の臨床症状が改善することに結びつかない。認知機能への影響を論ずるなら、全般的な認知機能を見る全般的臨床上評価(CIBIC)を参考にするほかない。それにしても、赤字を嘆いている健保・国保の支払基金が、抗認知症薬の支払いを気前よくする事情がよく理解できない。その額を見よ!一日も早く抗認知症薬の副作用で苦しんでいる人たちに眼を向けるべきであると思う。」
同じ趣旨のコメントですが。
治験データも先生ご指摘のように、有意差がない。誤読もする。患者のためではなく薬屋のためですからね。偉い先生の医師としての誇りや倫理観はどこ?服用後の効果も患者から聞き取れない.。Lewyのある患者は効果を実感できると告白していますが・・。認知症という診断はボケているとか、失認するだけでやってはならない。あくまで社会生活や家庭生活に障害が見られて初めて、病気として扱うべきでしょう。認知症がこれだけ社会問題になっているのに、この程度の議論をしなければならない。嗚呼です。こんな議論ができる先生との出会いに感謝!こちらおいぼれです。頑張ってください。それにしてもフランスの医療界が抗認知症薬に医薬品としての価値がないといい出す前に、抗認知症薬には臨床効果がない、治験のデータからも有意差のある効果を示していない、作用機序から考えて色々な副作用が出る、副作用の中にはその副作用が出る機序すらわからない類があるということを3,4年前から先生と議論していましたね。すべて無視されて患者に投与され続けている。フランスの動きも根拠なしに権威をかさに握りつぶそうとする。彼らの矜持はどこにあるのだろうか。患者迷惑である。マスコミも患者側に立ったふりをして、権威にゴマをすり、薬屋の喜ぶ記事を書く。日本での抗認知症薬の再評価は先の先でしょう。嗚呼!

by rr4546 | 2018-08-12 19:20 | 医療関係 | Comments(0)