医療に関する意見、日本人のあり方に関する意見


by rr4546
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現在の感染対策でオリンピックは開催できるのか?工夫次第で可能である。

4派の感染爆発に入ったらしい。国はあいも変わらず、3Cを感染経路と決めつけて、飲食店、大型施設、レジャー施設の閉鎖に踏み切った。そして地方の首長たちは、わが県に来ないでください、県をまたいだ移動は控えてくださいと、新型コロナは人流さえ減少させれば、感染拡大が治まっていくと、信じ込んで一年前と全く同じ自粛を必死で呼びかけている。

私はどこにも出かけないで、観客のいない野球をTVで観戦しているが、興ざめ。何故球場の入場者を制限することが、感染拡大に専門家が信じるほど効果があるのだろうかと、不思議な気持ちにさせられて徘徊開始。

人流を減少させれば、ある程度感染者は減少する。ただ人流の減少ということは、社会生活を止めることと同義である。飲食店だけではなく、京都で言えば観光に携わる業界は壊滅状態で、彼らの被った経済的損害は回復不能な状況になっているのではないだろうか。営業停止しているホテルをあまた見かける。

実際、人流を減少させることしか、感染拡大防止に対策がなければ、わが国は新型コロナを克服する前に、経済危機に落ち込むのではないだろうか。人流減少だけが、感染拡大防止の唯一の方法であれば、人流を再開すれば、また感染拡大が始まる。我が国は永遠にコロナとは縁が切れないであろう。人流減少以外の感染対策はないのであろうか。

悲観論を振り回すと、ワクチン接種で集団免疫が獲得できれば、事が治まると専門家は解説する。ただワクチンも国産ではない。他国頼りである。一体このような状況を誰が作り出したのであろうか。専門家の助言は適切でなかった?当初ワクチン確保に動けとの専門家からの動きはあったのか?ワクチンは医療現場で安全に使えるようになるには通常23年はかかるという脅しばかりを聞いた記憶がある。我が国の感染症専門家はワクチン製造の最新の情報に全く疎かった?あるいは新しい動きに興味がなかった?RNAワクチン、DNAワクチンは最近まで私たちにとって馴染みがなかった。

若い同業者A先生が中国のコロナ対策の現状について教えてくれた。我が国は3Cを感染拡大の元凶と考え、感染対策に取り組んでいるが、中国は3C対策(社会生活の大幅な制限)より4早といって、早期発見・早期隔離・早期診断・早期治療を基本として、感染拡大の防止対策をとった。社会活動を阻害する対策は極力最小化したように見える。実際中国も今連休らしいが、万里の長城や天安門広場は人、人であふれている映像がわが国でも流されている。

マスク着用、ミニロックダウン方式そしてsocial distance(わが国独自?のマスク会食)は欧米で続けられているがそれらの国の感染は高止まり。

中国人はマスクを付けているが、マスク輸出産業を守るための三味線の可能性が否定できない。中国はマスクの防疫効果を余り信用していない? 習近平のマスク姿はあまり見ない。中国は感染経路を感染者から徹底的に聴取して、考えられるー見えないウイルスがどのように人間に感染していくかは、永遠にわからないー感染経路の危険性をAIで分析して、以前にも指摘したように、感染経路を10個ぐらい確定して、その対策を徹底していると思う。あくまで想像であるが。その対策が的を得ているので、中国ではコロナ感染を終息させることに成功した?すべて推測である。

若い同業者の友人のmailから読み取った中国方式で、詳細で正確な真実は他の報告を参照されたし。我が国も正式なルートで、中国政府に感染対策の詳細を問い合わせるべきである。恥ずかしいことではない。人の命にかかわることである。

コロナのpandemicの状況下で、中国は唯一経済成長率を下げなかった。最近はGDP18%と異常な成長率を確保している。

勿論スマホのSNS機能を使って、感染者の居住エリヤや行動半径の詳細な情報を発信して、近隣住人への注意勧告を徹底した。我が国では中国が使っている接触感染アプリを使うことはprivacyを侵害するとして、スマホを使う感染対策は深堀されなかった。いやCOCOAが昨年の7月頃(?)導入されたが、接触感染情報を発信する機能を全く持っていなかったことが最近明らかにされた。感染対策をスマホでやった振りだけしたかったのであろう。

私は当初から、ペストやスペイン風邪との戦いで多くの犠牲者を出した悪夢の再現を防ぐために、現代の私たちが持っている武器はスマホ。スマホの活用しかないと指摘しておいた。

我が国のdigital技術は、何10万人の死者が出るとか、飛沫はこれぐらい飛び散るとの恐ろしい予測ばかりに使われて、感染防止にdigital技術を活用しようとの専門家の真剣な助言はなかったのだろう。いや彼らは新しいtechnologyの機能に疎いのだろう。褌を締めよと時代錯誤も甚だしい言辞を弄するのを楽しんでいる。嗚呼!

スマホの接触確認アプリがprivacyを侵害するなら、感染対策のために、どこまでprivacyが侵害されることが許されるのかの国民的な議論すらされなかった。オリンピックをやるためにはprivacyより感染防止にスマホを活用するべきだと考える国民の方がmajorityではなかったか?

感染対策に有効なスマホの活用についてのインフラがわが国にはなかった?国民にスマホの接触感染アプリがprivacyを侵害するとすれば、オリンピックを迎える前にどの程度のprivacyの侵害が許されるのか、是非議論してほしかった。

今からでも遅くはない。中国は34月ヵ月でコロナ感染を終息させた。我が国も適切な方法で感染対策をすれば、オリンピックが開催できる。

国の官僚や感染症学者だけに、最も感染防止に役立つ可能性のあるdigital技術の活用の権限を任せるべきではなかった。

そのような議論もなしで、わが国は人権を尊重しているので人権を守らない中国の接触確認アプリは使えないと、うまくいった一つであると想像される中国のようなスマホの活用を放棄する権限を、今わが国でコロナ対策に重要な役割を果たしているがあまり成果をあげていないお偉方に任せているのは、わが国にとって大変な不幸な事ではないだろうか?

感染対策の肝になる政策が、国や感染症専門家の一存で決定された。しかも彼らは有効なコロナ感染対策を持っていないのに、その責を果たしている振りをした。しつ続けて、国民を叱っている。嗚呼!認知症治療分野と状況は酷似している。

コロナ感染は飛沫感染と接触感染以外にないので、それらの感染経路の遮断について思いつくことはすべて行って、相変わらず私は気ままに街を徘徊している。もしコロナになれば、この感染経路に対する配慮が足りなかったと遺言だけはしておくつもりである。

若者がstay homeで頑張っているのに本当に申し訳ない。


by rr4546 | 2021-05-05 14:59 | 医療関係 | Comments(0)