医療に関する意見、日本人のあり方に関する意見


by rr4546
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新型コロナウイルス感染の防疫対策-ウイルスの封じ込めか、自ら身を守るのか?接触感染の遮断の重要性。

新型コロナの感染爆発の防止のために外出の自粛やさらに進んで、東京封鎖などのロックダウンまで考えられている。新型コロナウイルスのような人間に対して病原性がある場合、当初は多くの患者が発生して、不幸なことに今回の場合は肺炎ーサイトカインストームと言って、過剰な免疫反応による多臓器不全の場合が多いと指摘されている。私の直観では急激に肺炎が重篤化する症例が多いという情報から、ウイルスそのものの毒性による肺炎ではなく、ウイルスと闘うために動員されたT細胞から放出される各種のサイトカインの過剰による肺障害や多臓器障害の可能性が高いと思うーによって死の転帰を招くことは避けがたい。
このような人類の敵と闘う場合はvirus carrierを隔離して、健常者への感染を防ぐという、分かりやすい無菌的状況は作り上げてウイルスを排除する方法がまず取られる。患者の隔離、外出の自粛そして都市閉鎖などである。3蜜と表現される密集、密閉、密接を避けるとの呼びかけも、無菌的状況を作り上げて新しいウイルスと戦おうとの戦略の一つと考えられる。
実際新型コロナウイルスが初めて人類の敵として出現したと考えられている武漢でも人っ子一人いない町を作り上げ、他都市との交通を遮断して、幸いのことにvirusが出現しておおよそ4か月で、ウイルスを撲滅したとの現状を発信した。心から、武漢での新型コロナウイルス放逐情報が真実であることを願っている・・・・。彼らは撲滅した経緯を学術論文で必ず報告すると思う。
ただ全く症状のない若者が新型ウイルスのcarrierになることが指摘されたり、私が思っている以上に、世界がglobal化して、あらゆる地域との往来が自由になって、水際作戦が必ずしも容易でない状況では、無菌的状況を作り出すことは不可能な気がする。実際最近のわが国の新規の感染者は感染経路が不明な症例が増えている。ウイルスがどこに潜んでいるか我々は言い当てることができない。
新しいウイルスが出現し、上記のような状況下では、ウイルスからの隔離、無菌室への閉じこもり以外の方法を我々が持ち合わせていないとすれば、早晩ウイルスとの戦いに負けて、我々は地球上で君臨することができないように思う。
ウイルスとの戦いのもう一つの方法は、ウイルスの撲滅に力を注ぐのではなく、ウイルスの我々への侵入を防ぐという、ウイルスがどこかにいようがお構いなく、そのウイルスが勝手気儘に私たちに取り付かせない方法を磨き上げる戦略をあげることができる。
一つは自衛隊病院の感染病棟でのように、フェースマスクと防護服を着て、感染者との接触を遮断する方法を挙げることができる。自衛隊のような軍隊ならともかくも、フェースマスクと防護服を着て一般の人が日常生活をするわけにはいかない。
ウイルスから身を守るためにはウイルスの我々への侵入、感染経路を正しく知ることが最も重要である。
新型ウイルスは呼吸器疾患であり、普通に考えるとcarrierのウイルスが、咳やくしゃみの飛沫を介して人に感染していく経路が考えられる。飛沫感染は間違いなく感染経路の一つであろう。そして国民のほぼ全員がマスクをして自ら身を守っていると信じている。
クルーズ船、屋形船、ライブハウス、スポーツクラブでclusterがみられたことから、国の感染専門家は、ウイルスの感染経路を飛沫感染と決めて、彼らが国民に求めたのが密集、密接、密閉の3蜜を避けることへの注意喚起であった。
ただコロナウイルスとよく似た病原性を持つインフルエンザの施設内感染を経験し、それを終息させた経験―今でも本来無菌的で生活している高齢者のインフルエンザの感染防止や、集団発生を抑えるために奮闘している高齢者施設で働いている人たちが取っている戦略であるーから言えば、インフルエンザ感染の終息には、手洗いの徹底という、接触感染経路の遮断が最も有効であることを強調しておきたい。
新型コロナウイルスの防疫には、飛沫だけではなくて、手に付いたウイルスが人から人に感染していく接触感染経路の遮断に力を注ぐことが最も肝要であると思う。手から手を介する感染に対する具体的な防疫方法はすでにBLOGに書いた。
ここで敢えて強調しておきたいことは不特定多数が集うところでの、飲食物の摂取前の手洗いー私には花見に出かけた若者の密集より、仲間とビールを飲んだり、たこ焼きを食べたりしている姿を見ていると、飛沫で出されたウイルスがコップやお皿に付着して、人に感染していく可能性が高いと心配している。仲間で集う際の飲食を行う場合は手洗いを励行することが最も重要である。その連続線上で、多数が触れるトイレのノブの消毒、不特定多数が出入りする図書館などの新聞等の定期的な消毒、このような単純なことを守るだけで、新型ウイルスの私たちへの侵入を防ぐことができると思う。
そのような配慮のもとで生き残るほどウイルスは強力でもお化けでもない。実際ものに付着したウイルスは3.4日生き残るとの成績が報告されている。飛沫の中のウイルスより、不特定多数の触れるトイレのドアノブ、図書館の本・新聞等に付着したウイルスの方が、感染力は強力である。そしてその対応は口にものを入れるときに手を洗うという、極めてシンプルで持続してやることができることである。皆さん!精々手を洗おうではないか。
マスクをしているから安心、3蜜に出かけていないから安心と、むしろ専門者会議の提言が感染を広げている可能性があるように思う。
無菌的な環境を作ることができない現代は、ウイルスの侵入から身を守るしかウイルスと闘う道はない。侵入経路は飛沫だけではなく、手から手の接触感染がある!

by rr4546 | 2020-03-27 00:10 | 医療関係 | Comments(0)