医療に関する意見、日本人のあり方に関する意見


by rr4546
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よき高齢者医療を求めて No.7 入所判定 No.3 生み出す背景

高齢者施設に入るためには、施設側の入所条件に合うことが最初の関門であることを紹介した。この指摘をみて、そういう不公平なことをしないよう行政が厳しく指導していると、厚労省の高齢者対策部門や各市町村の福祉課?のお役人は居丈高に異議申し立てをするであろう。「君のいう例は極端である」、そういう事例は法?に触れると。実際、「この薬を中止することが条件である」とあからさまに入所希望者に告げた身近な事件?があった。京都市の福祉課?から直ちに、すべての施設に「服薬内容で入所拒否をすることのないよう」との通達が出された。当り前である。現在服用中の薬の必要・不必要を入所前に判定できる名医がいるのにも驚かされたが、この通達から老健施設は、すべての希望者に門戸を開くことが法で定められていることが理解できた。手のかかる人は門前払いをして、手のかからない人だけを集める高齢者対策をするなど考えられない。
ただ入所判定は広く行われているのではないだろうか。これからこの摩訶不思議なシステムが存在する背景を論じてみたい。そしてそのことが現在の荒廃した高齢者医療・介護の現況を生み出していることを指摘する。精神病院への認知症患者の入院、患者の同意なしの胃ろう造設、予後の短い患者への過剰な投薬や過剰な検査等々。言いたいことは山ほどある。
行政側の高齢者医療に対する無理解、ペイパードライバーならぬペイパー医師の高齢者医療へのコミット、高齢者介護放棄の風潮、高齢者医療・介護に対する国民一人一人のvisionの欠如、医療に対する過剰な依存の精神構造などを順次取り上げていく。

by rr4546 | 2012-07-26 17:37 | 医療関係 | Comments(0)