医療に関する意見、日本人のあり方に関する意見


by rr4546
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ご住職さんの依頼―高齢者医療についての話し

 先日のお盆に先祖の供養に来て下さった菩提寺のご住職から、思いがけない依頼を受けた。来年1月にお寺で行う新年の永代経法要の際に、檀家の人たちに話をしてもらいたいとのお申し出である。新年、お彼岸、そしてお盆などに檀家を集めてお寺で永代経法要をされておられるのは知っていたが、勿論出席をしたことはない。いや我が家の月参りも、所用を理由に大抵の場合は失礼をしている。誠に不信心な檀家である。その小生に話をとの申し出、さすがに戸惑った。そういえば、最近、檀家である弁護士、保健師、ケアマネの話があるからと、案内状を頂いていた。2,3年前に代変わりをして、新しい住職さんになられた頃より、いろいろ新しい試みを持たれ、お寺の活性化に取り組んでおられるらしい。檀家にお寺の行事に積極的に参加してもらい、お寺を身近なものにしようとの若者らしい試みなのであろう。その心意気やよし。
 何をわたしに話せとの申し出か、お断りの口実を考えながら、信仰というと胡散臭い目で見られるのが一般的であるが、自分を超えたものに対する祈りがなければ人間は生きていけない、自我が肥大化した化け物になると、信仰は人間に最も大切なものであると信じていますが、実は仏教は、唯物論の無神論の信仰世界でわたしはもう一つ心ひかれないと自費出版した「一神教的思考様式学ぶー創世記―」の中の「仏教―楽園は過去にある」、「自力」、「厭世感と超保守主義」(ヤコブ物語 p339-357)を開きながらお話をした。住職さんはいやいやどんな話でも結構ですと、プロの宗教家らしく穏やかに対応される。断られても口説こうとの心つもりで、この話を持ってこられたらしい。しかしいくらなんでもお寺の本堂の中で仏教の悪口を言うのは気が引ける。実は最近「症例から学ぶ高齢者疾患の特徴とその対応」と高齢者医療に関する本も出したのですよと話を振ると、もうテーマを決めておられたのであろう、「高齢者の病気についてお話しいただけますか」と間髪をいれず申し出られた。断る理由がない。では高齢者のかかる認知症、高血圧、糖尿病などについてどのようにお医者さんに診てもらえばいいかのお話しをしましょうかということで、来年初めにお寺で短いお話をすることになってしまった。面倒なことを引き受けたという気持ちと、高齢者医療について素人の方に理解していただくよい機会が与えられたと嬉しい気持ち半々な落ち着かない今日この頃である。折角の機会である。よい高齢者医療を受けるヒントになるような話を準備しよう。やれやれ。その際、一人でも本を買って下さる方がおられればとさもしいことを思い巡らすから、小生いつまでたっても悟りが開けないのであろう。合掌。いやアーメン。

by rr4546 | 2011-09-13 17:08 | 医療関係 | Comments(0)