医療に関する意見、日本人のあり方に関する意見


by rr4546
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医療機関、介護施設などの院内感染clusterや海外旅行帰国者からの感染患者ー卒業旅行でヨーロッパに出かけ、感染した若者の報告は、私の胸を打つ。アルバイトに精を出している若者より、卒業を機会に見聞を広めるために海外に出かけ、新しい世界に旅立とうと胸を膨らませた若者が外国でコロナ感染をして、就職の内定を取り消されたものもいるのではないかーを除けば、やはり我が国は感染爆発を起こさずに、ぎりぎりのところで、コロナと闘っていると言えるであろう。
ただ新しい感染患者の3,4割であろうか感染経路が不明な患者がいることが報告されている。COVID-19を惹き起こす新型コロナウイルスは私たちが撃退できない経路で、私たちに襲い掛かり、私たちを苦しめているのであろうか。もし新型コロナが、私たちの想像を超えた経路で私たちに取り付く戦略を持つほど賢明であれば、早晩私たちはウイルスに地球上での覇権を譲らねばならないであろう。
ウイルスは生き残る戦略―例えば、変異を起こして感染力を高めたり、人間以外の宿主の中でも異常に増殖できる能力の獲得などーを無限に広げていくであろう。
ただ分子生物学者は、コロナウイルスの遺伝子全貌を明らかにして、分子レベルで人間のどの細胞に感染して増殖していくかの機序を明らかにした。早晩増殖するウイルスを撃退する薬剤も作り出すであろう。
ここで人間とウイルスの戦いの行く末を論ずる積りはない。それは私の手に余る作業である。
ただ今でも感染経路の不明な患者が発生していることに、専門者会議のメンバーもいや犠牲者になる可能性のある国民一人一人も真剣に論じないことに、危惧を感じて、この論考を書いている。
感染経路を詳細に解明をしなければ、コロナ感染禍から逃れることができない。感染経路不明の感染は起こりえないというセントラルドグマに謙虚になるべきである。
感染経路不明という、ウイルスにgive upした態度は安易に取るべきではない。そういう立場でクルーザ船での、厚労省の役人の感染経路の詳細な検討、3蜜で感染を起こすからと分かりやすい感染経路を示して、3蜜に出かけないで発病した患者の感染経路を不明と安易に分類するのではなく、接触感染の可能性を含めて詳細に検討して、色々な感染経路を炙り出すべきであることを繰り返し指摘してきた。
ただわが国でCOVID-19が蔓延し始めてかなり時がたっているのに、3蜜以外の感染経路が明らかにされないままで事態は推移している。感染者に対して十分に問診していない。的確な問診をすれば多くの場合感染経路を指摘できる。
もし可能性のある多くの感染経路が感染専門医から指摘され、それについて国民に広く啓蒙されていれば、真面目な若者が海外でコロナウイルスに犯されることはなかったのではないか。世界中で蔓延しているコロナ感染に対する正しい防疫体制が国民に周知されていれば、卒業旅行で感染して、人生を大きく狂わせるような悲劇に見舞われなかったのではないか。
インフルエンザやノロ感染の施設内集団感染を経験して、それを終息させた経験のある持ち主はわが国には多くいる。彼らの知恵をもっと活用すべきであろう。ささやかながら私もこのBLOGでウイルス感染の防疫対策のいくつかを挙げている。
感染経路不明と分類された患者の中にこの防疫対策を守らなかったものがいるはずである。その不注意な点こそ広く国民に知らしめるべきである。
コロナ感染患者も診察した経験がほとんどないであろうご高齢の権威にわが国の防疫対策を任せておいていいわけがない。
感染経路不明などと記録されることは、感染症専門医の恥であるとの風潮を作らねばならない。
感染源を曖昧にしていてはインフルエンザのような感染症は終息させることはできない。

# by rr4546 | 2020-04-03 19:04 | 医療関係 | Comments(0)
新型コロナの感染爆発の防止のために外出の自粛やさらに進んで、東京封鎖などのロックダウンまで考えられている。新型コロナウイルスのような人間に対して病原性がある場合、当初は多くの患者が発生して、不幸なことに今回の場合は肺炎ーサイトカインストームと言って、過剰な免疫反応による多臓器不全の場合が多いと指摘されている。私の直観では急激に肺炎が重篤化する症例が多いという情報から、ウイルスそのものの毒性による肺炎ではなく、ウイルスと闘うために動員されたT細胞から放出される各種のサイトカインの過剰による肺障害や多臓器障害の可能性が高いと思うーによって死の転帰を招くことは避けがたい。
このような人類の敵と闘う場合はvirus carrierを隔離して、健常者への感染を防ぐという、分かりやすい無菌的状況は作り上げてウイルスを排除する方法がまず取られる。患者の隔離、外出の自粛そして都市閉鎖などである。3蜜と表現される密集、密閉、密接を避けるとの呼びかけも、無菌的状況を作り上げて新しいウイルスと戦おうとの戦略の一つと考えられる。
実際新型コロナウイルスが初めて人類の敵として出現したと考えられている武漢でも人っ子一人いない町を作り上げ、他都市との交通を遮断して、幸いのことにvirusが出現しておおよそ4か月で、ウイルスを撲滅したとの現状を発信した。心から、武漢での新型コロナウイルス放逐情報が真実であることを願っている・・・・。彼らは撲滅した経緯を学術論文で必ず報告すると思う。
ただ全く症状のない若者が新型ウイルスのcarrierになることが指摘されたり、私が思っている以上に、世界がglobal化して、あらゆる地域との往来が自由になって、水際作戦が必ずしも容易でない状況では、無菌的状況を作り出すことは不可能な気がする。実際最近のわが国の新規の感染者は感染経路が不明な症例が増えている。ウイルスがどこに潜んでいるか我々は言い当てることができない。
新しいウイルスが出現し、上記のような状況下では、ウイルスからの隔離、無菌室への閉じこもり以外の方法を我々が持ち合わせていないとすれば、早晩ウイルスとの戦いに負けて、我々は地球上で君臨することができないように思う。
ウイルスとの戦いのもう一つの方法は、ウイルスの撲滅に力を注ぐのではなく、ウイルスの我々への侵入を防ぐという、ウイルスがどこかにいようがお構いなく、そのウイルスが勝手気儘に私たちに取り付かせない方法を磨き上げる戦略をあげることができる。
一つは自衛隊病院の感染病棟でのように、フェースマスクと防護服を着て、感染者との接触を遮断する方法を挙げることができる。自衛隊のような軍隊ならともかくも、フェースマスクと防護服を着て一般の人が日常生活をするわけにはいかない。
ウイルスから身を守るためにはウイルスの我々への侵入、感染経路を正しく知ることが最も重要である。
新型ウイルスは呼吸器疾患であり、普通に考えるとcarrierのウイルスが、咳やくしゃみの飛沫を介して人に感染していく経路が考えられる。飛沫感染は間違いなく感染経路の一つであろう。そして国民のほぼ全員がマスクをして自ら身を守っていると信じている。
クルーズ船、屋形船、ライブハウス、スポーツクラブでclusterがみられたことから、国の感染専門家は、ウイルスの感染経路を飛沫感染と決めて、彼らが国民に求めたのが密集、密接、密閉の3蜜を避けることへの注意喚起であった。
ただコロナウイルスとよく似た病原性を持つインフルエンザの施設内感染を経験し、それを終息させた経験―今でも本来無菌的で生活している高齢者のインフルエンザの感染防止や、集団発生を抑えるために奮闘している高齢者施設で働いている人たちが取っている戦略であるーから言えば、インフルエンザ感染の終息には、手洗いの徹底という、接触感染経路の遮断が最も有効であることを強調しておきたい。
新型コロナウイルスの防疫には、飛沫だけではなくて、手に付いたウイルスが人から人に感染していく接触感染経路の遮断に力を注ぐことが最も肝要であると思う。手から手を介する感染に対する具体的な防疫方法はすでにBLOGに書いた。
ここで敢えて強調しておきたいことは不特定多数が集うところでの、飲食物の摂取前の手洗いー私には花見に出かけた若者の密集より、仲間とビールを飲んだり、たこ焼きを食べたりしている姿を見ていると、飛沫で出されたウイルスがコップやお皿に付着して、人に感染していく可能性が高いと心配している。仲間で集う際の飲食を行う場合は手洗いを励行することが最も重要である。その連続線上で、多数が触れるトイレのノブの消毒、不特定多数が出入りする図書館などの新聞等の定期的な消毒、このような単純なことを守るだけで、新型ウイルスの私たちへの侵入を防ぐことができると思う。
そのような配慮のもとで生き残るほどウイルスは強力でもお化けでもない。実際ものに付着したウイルスは3.4日生き残るとの成績が報告されている。飛沫の中のウイルスより、不特定多数の触れるトイレのドアノブ、図書館の本・新聞等に付着したウイルスの方が、感染力は強力である。そしてその対応は口にものを入れるときに手を洗うという、極めてシンプルで持続してやることができることである。皆さん!精々手を洗おうではないか。
マスクをしているから安心、3蜜に出かけていないから安心と、むしろ専門者会議の提言が感染を広げている可能性があるように思う。
無菌的な環境を作ることができない現代は、ウイルスの侵入から身を守るしかウイルスと闘う道はない。侵入経路は飛沫だけではなく、手から手の接触感染がある!

# by rr4546 | 2020-03-27 00:10 | 医療関係 | Comments(0)
https://www.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=xDBtQCQ6fWk&app=desktop
友人が新型コロナウイルスについてホリエモンが日本人NIH研究者にインタビューしたYOu Tubeを送ってくれた。お礼の返事である。

新型コロナウイルスの格好の入門ビデオですね。病理医という基礎学者がここまで臨床的なことを含めて新型コロナについて語れるのは、さすがアメリカのNIHの研究者です。

実はウイルスの遺伝子解析、ウイルスの治療薬の候補の示唆、どのようなワクチンを作るべきか、コロナ感染の臨床的特徴などすべて、中国は発症と同時に、立て続けにそれらの知見や成績を学術雑誌―医学研究者なら一度は載せたいと思うmajor  journal-に数十本投稿し、新型コロナの全容を明らかにしました。中国の学問的水準の高さを示すだけではなく、コロナ対策のための方向性をすべてリードしました。PCR法も中国がどの遺伝子を増やすと一番確かな診断ができるかを示したおかげで、どこでも診断ができるようになったのです。

それに比べると、わが国はクルーザーでの集団発生がなぜ起こったかと世界中が対策に役立てたいとその経緯の報告を待っているのに一向に論文にまとめない。基礎的研究も見るべき成果が出ていないように専門外には思えます。ただ中国のアドバイスで、日本で開発された抗ウイルス剤と膵炎に使われているFOYが新型コロナに効果がありそうだと治験が始まろうとしています。

それにしても、わが国の感染症学者は、基礎的知識のレベルも低く、臨床的対応もお粗末のような気がします。これも専門外で評価は事実とかけ離れているかもしれませんが。ただ彼らのウイルスの特徴の解説や提案する防疫対策を聞いていると、当たらずとも遠からず。

そのおかげでしょうか、密室を避け、換気を十分にして、人と人との距離を離せば、感染拡大が防げると惚けた提案をしてそれで十分だと思っているフシがあります。

新型コロナ感染症はSARSの亜型の感染症に分類されますので、やはりインフルエンザの一種と考えてよい。インフルエンザの集団感染を毎年経験しているのは高齢者施設、老人ホーム、老健、特養などで彼らは感染終息に対して多くのノウハウを持っています。兵庫の老人施設、デイケアでcluster感染がみられましたが。

そのような施設でインフルエンザ流行期に彼らがどのような防疫対策をしているか、調べて、それを全国民に守るよう指示するのが、感染拡大防止に最も有効だという私の考えは変わりません。専門家がわが国で蓄積してきた高齢者のインフルエンザ集団発生に際して取っている対策に耳を傾けないのは、わが国に大変な経済的ダメージを強いることになるでしょう。新型コロナの感染経路は飛沫だけではなく、接触もあるということになぜ思い至らないのだろうか。

ウイルスはどこにいるのかわからない。密集、密接、密閉を避ければ感染拡大が防げると、政府の掛け声だけを頼りにしていると足をすくわれるように思う。密集、密接、密閉を避けているから自分は感染とは無縁だと思い込むことは厳に慎まなければならない。なかなかわかりにくいが手を介する接触感染経路への注意を怠ってはならないことを今一度肝に銘じる必要がある。

大相撲春場所が無事終了した。本当にうれしい。FACE BOOKに書いたことを転載しておく。


専門者会議はなぜ新型コロナ感染は飛沫感染と決めつけるのであろうか。WHOはインフルエンザの類は接触感染が多いことを、以前から指摘している。WHOのテドロス事務局長もコロナ感染は手洗いで防げると動画を流している。手洗いすれば感染拡大が防げて、オリンピックも開催できますよとの遠回しの助言のような気もする。日本でイタリアのような感染爆発がないのは、専門家の助言が、効をそうしたのではなく、国民一人一人の衛生観念の高さと、几帳面さのお陰である。全員が免疫がないために、コロナは一時的に広がるが、たかが少したちの悪い風邪にすぎない。偉い先生が喧々がくがく論じて問題をややこしくしないでもらいたい。国のためにも。アスリートのためにも。

日本が感染拡大防止のノウハウを外国に指導できなければ、オリンピックは開催できない。今の仕方だけではその方法は見つからない。日本方式を作り上げるべきある。スポーツクラブ以上に、激しいぶつかり稽古ー接触ーがある大相撲も正しい防疫のもとで、立派にやれた。どの取り組みも、魂がこもっていて、胸を打った。3月22日無事終了。万歳!



# by rr4546 | 2020-03-19 19:37 | 医療関係 | Comments(0)

新型コロナの感染は、飛沫感染が主要な感染経路と決め込み、換気をすること、密閉空間や人と人との近接禁止をすることなどを専門家はすすめている。集会の禁止やマスクの着用が徹底された。日本中いや世界中が自粛ムードになった。

同時に手洗いも広く行われるようになった。ただ手洗いをなぜするかの教育が徹底されていない。手洗いは手に付いたウイルスが、物を食べたり、口を拭ったり鼻腔や結膜に触れることによって感染を惹き起こす。接触感染によるコロナ感染も重要な感染拡大経路である。ウイルスが手に付く可能性のある、不特定多数が触れるトイレのドアノブ、多くの人が使用するポットや自動販売機の金銭投入口の定期的な消毒と、飲食する前には必ず手を洗うことを呼び掛けるべきである。接触感染の経路の遮断が感染拡大防止に重要であることを強調すべきである。


# by rr4546 | 2020-03-17 07:23 | Comments(0)

選抜高校野球の開催中止の舞台裏の一部が313日上記標題名の朝日新聞の記事で明らかにされた。

主催者側の大人の関係者が、開催中に感染事故を起こして、世間から糾弾されるのを恐れての判断という、保身的なものではなくて、開催の可否についてのアドバイサーを務めた感染症専門家が示した感染予防対策に対して、開催者側が「そこまで規制したら野球じゃなくなる。・・・」や「どこまで気を配り、徹底しなければならないのか。答えはないと思った」などと追い詰められた末の苦渋の決断だったらしいことがよく分かった。

中止を勧告した感染症専門医の意見は朝日新聞の記事を見ていただくしかないが、この条件で一般の人は不特定多数の観客を集める大会の開催を決断することはできなかったであろう。

感染症の専門家たち自身も、仲間内での集まりや、家族の団欒の際に高校野球の関係者に求めたような防止策のもとで生活を送っているのであろうか。

いやこの条件では大部分の人たちも個人生活も社会生活も面倒になり、家に閉じこって自粛している他ないであろう。

寄り道をするが、コロナ感染事件でわが国が受けた、あらゆる分野の経済的打撃は天文学的額に及び、経済への起爆を期待した東京オリンピックも、現在のようなパンデミックと判定されたコロナ感染状況からみて、素人の私でも中止せざるを得ないと思う。小物は小物なりに老後のための2000万円を確保しようと遣り繰りしていたが、株価の暴落で夢の夢だと諦めて、天を仰いでいる。

コンピュータの終局の姿AI、通信速度の拡大5G、そして映像世界の革新8Kと私のような老人は享受することができない、第4次産業革命と言っていい現在から想像できない社会の創出をすすめている技術革新の現場を、大変なハンディ―のもとで世界に伍して戦い抜いていかなければ若者たちの前途多難に老人は胸を痛める。

専門家が求めた感染予防対策に一言―感染症学には全く無知で基本的な過ちを犯すであろう。ただインフルエンザやノロ感染の施設内感染を、医療スタッフに感染者が出て、医療業務が崩壊するのではないかと恐れつつ終息させた経験からの感じたことー言っておきたい。

感染症には飛沫感染、接触感染そして空気感染がある。この定義も感染症学からみて間違っているかもしれない。私の感染症学の知識レベルの程度から、お許しいただきたい。

インフルエンザウイルスは咳やくしゃみの中にいるウイルスで感染していく呼吸器疾患で、飛沫感染と分類される。ノロウイルスはノロの生息に好都合な宿主カキなどを食べることによって下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こすので、接触感染と分類される。一方麻疹ウイルスは空間に浮遊して生き残り、咳、くしゃみあるいは汚物に含まれるウイルスによる感染経路とは全く異なり、空気感染と分類される。恐ろしい。麻疹ワクチンを。

新型コロナウイルスはインフルエンザと同じように、呼吸器疾患を引き起こすので、飛沫中のウイルスによって感染が拡大していく飛沫感染と分類される。

そこで全国民はコロナ感染防止のために飛沫に含まれるウイルスの侵入を防ぐためにマスク着用ということになった。そしてマスクの品切れ状態を招いた。

マスクの原料と重なるとのデマでトイレットペーパーの買いだめ事件が起こった。実際、本日シニアー割引の日で、小生、咳嗽薬を買いに出かけて、drug storeのトイレットペーパーの棚が空っぽの状態を見て唖然とした。いや不気味な感じを持った。

さぞマスクの品薄も深刻で、マスク争奪戦で、大変なことになっているであろう。小生マスクは患者の診察時にはしているが、電車に乗ったり、百貨店やスーパーに買い物に出かけたりする際は、していない。理由は後ほど。

高校野球の感染症専門家のアドバイザーはマスク未着用者の入場禁止、円陣―高校野球の風物詩、見るだけでも初々しいがーの禁止、集まるときにはクラブで口を覆うなど、飛沫による感染拡大の経路の遮断策を求めた。新型コロナウイルスは上気道特に口腔の近いところでの増殖を好むらしく、これらの対策は止むおう得ないであろう。

たださらに専門家はベンチ、ベンチ裏、審判控室の試合ごとの各所の消毒、除菌効果のあるオゾン脱臭機の設置、消毒液設置のチームの専用バスの使用など、飛沫するウイルス退治以外のウイルスの除去を求めた。専門家はどういう感染経路の遮断を意図したのであろうか。空気感染なども想定した感染ルートの遮断なのであろうか。

感染経路などを考えず、飛沫の中だけでなく、飛沫で飛ばされてどこに住み着いているのか見当がつかないウイルスは恐ろしいので、全滅を目指したように感じる。

このような提案が専門家から出された時、ベンチ、ベンチ裏、控室そしてバスの中のウイルスの除去を行うことの防疫上の意義についての議論がなかったのであろうか。

ともあれどのように感染力を発揮するかどうかにお構いなく、ウイルス一匹たりとも、球場に侵入させない。専門家の潔癖ぶりには、驚かされる。

ただ感染経路を考えない、ウイルス一匹とも取り逃がさないとの徹底ぶりは、私のささやかなウイルスとの戦いとは異質なconceptに基づいて行われているように思う。

そして、関係者は「どこまで気を配り、徹底しなければならないのか。答えがないと思った」と嘆息した。

専門家はこの嘆息を耳にしなかったのであろうか。いや聞く耳を持たないで、専門家の威厳で、未知のウイルスとの戦いの困難さを語ったのであろうか。開催中にコロナ感染者が出ては、専門家としてのcarrierあるいは沽券にかかわるとの鼻息だけが聞こえてくる感じがする。

高校野球の開催を検討する会議に参加した専門家は国の感染症専門者会議の権威たちが防疫として国民に勧める閉鎖空間、換気不十分、密接な接触という3点の問題点以上に、どのような感染経路の遮断を高校野球に求めたのであろうか。

この違和感がこの小論を書かせている。

感染症学会の専門家たちは、インフルエンザに類似した新型コロナ感染も飛沫感染で感染していくとのcentral dogmaに縛られて、新型コロナ感染も飛沫感染の条件を断ち切れば感染拡大は止められると思い込んでいるのではないか。実際専門家委員会のメンバーが出した防疫のポイントは飛沫感染を念頭に置いた対策ばかりである。事実、主要なメンバーの一人はTVで肩と肩が触れ合う接触も感染を惹き起こすので注意するようにと接触感染の危険性を解説した。接触感染の意味が違う!

そして高校野球の感染症専門家も飛沫以外の感染経路に思い及ばないで、ウイルスの全滅対策を求めた。このウイルス全滅作戦は、専門家でもなくて、誰でもできることではないだろうか。専門家としての防疫対策はないのだろうか。

繰り返し言っているが、ノロは当たり前であるが、インフルエンザも隔離やマスクの着用では感染拡大は防げない。インフルエンザも手に付いたウイルスーどのような形で付着したのかは、ケースバイケースであるーがドアノブなどについて、それが健常者の手に付いて、感染を広げていく可能性が実臨床では真実である。

従って、一般的な呼吸器感染対策と同時に、手に付いたウイルスを介する接触感染を止めなければ、コロナ感染拡大は止められない。WHOもインフルエンザ防疫として手洗いを第一に推奨している。マスクをやたらと信じるより、実際の感染の現場では、物を口にする前の手洗いの厳重な実施が感染終息に最も有効であると実経験から指摘できる。手に付いたウイルスが呼吸器感染を惹き起こすのは、うまく説明できないが、ウイルスの付いた手で、飲み物や食べ物を口に入れた際、ウイルスが健常者に入り込み、ウイルスの居心地のいい上気道に住み着き増殖するのであろう。

高校野球の関係者にアドバイスをした専門家も、飲み物や食べ物を口に入れるときは必ず手を洗うことを徹底するよう助言すればよかった。同時に不特定多数がふれるポット、飲食器の衛生的な管理、トイレのノブなどの定期的な消毒など、一般の方が余り想像しない接触感染を介するコロナウイルスの感染拡大の重要性についての注意喚起をすればよかったと思う。

私はマスクをしないで、喫茶店、ハンバーグ店、図書館を利用するが、口にものを入れる前に手の消毒を必ずする。そして自宅に帰れば、手の消毒を徹底的にする。幸いなことにコロナともインフルとも無縁に生活を楽しんでいる。

高校野球は際限のないウイルス撲滅作戦で右往左往するより、簡単な飛沫に対する防疫と、物を口に入れるときの手洗いの徹底を求めるだけで開催可能だったと思う。

さらに65歳以上の高齢者と37.5°C以上の熱のある人の球場への立ち入りを禁止すれば、開催はできたであろう。若者に自粛を求めるより、罹ったら重症化する可能性のある高齢者に自分は自分で守れと、いうべきである。

ヘボ医者に助言は求められない。認知症治療と事情は同じである。

Popularな疾患はヘボ医者の経験を大切にすれば医療資源の無駄が省けるであろう。

実際、体と体を激しくぶつけ合う相撲も今のところ無事に行えているではないか。稽古場でのぶつかり稽古や若者の雑魚寝を想像しただけでも、専門家が避けるようにと忠告したこととは真逆な形で激しい息遣いの中で取り組みを進めている。感染は起こっていない。取り組みに八百長が入ってくるのではないかと心配したが、今のところ勝負は粛々と進められている。このような状況では、私なら手抜きをするが、彼らは真剣である。見ていてもすがすがしい。

ただアメリカのブロードウエイのmusicalsNBAそしてヨーロッパのサッカーも中止されている。多くの人が免疫を持たないウイルスが流行したときには、すべての催しを中断することが、感染防止や感染拡大に有効だという専門家の研究があるのかもしれない。オバマ前アメリカ大統領はtwitterで感染拡大時には、すべての社会活動を中止することが必要であることを示す専門書があることを語っている。まだ読んでいない。


# by rr4546 | 2020-03-15 17:07 | 医療関係 | Comments(0)